二つの卒業式へ

この2週間の間に、縁あって、kanaの母校である聴覚支援学校と、現在通っている支援高等学校の卒業式に参列させていただいてきました。
どちらの卒業式も、とても心にしみる、よい式で感動しました。

聴覚支援学校は、生徒数が非常に少ない学校なので、教室二つ分の広さがある会議室で式が行われます。
そこに、小学部・中学部の生徒と先生方全員、保護者と来賓が全て入るんです。
2年前にkanaもここで卒業させてもらって、その後も毎年私は参列させていただいていますが、去年も今年も本当に感動しました。
幼稚部から中学部まで、途中で地域の学校に出たり転校しない限りは、12年もの月日を過ごす学校です。
幼稚部の前の早期教育(0歳~2歳までの教室)から通っている子だったら、それこそ15年とかになります。
小さい時から知っている子供達が、卒業式を迎える姿を見ると、昔のことを思い出してウルウル・・。
あんなにヤンチャだった子が、落ち着きなくてじっとしてなかった子が・・小さい時はこうだった、あ~だったのに・・・こんなに立派に育って。
母親同士も沢山の時間を共に過ごしていますから、まさに感無量です。

手話で語られる小学生の「送る言葉」と「別れの言葉」。中学生の「送辞」と「答辞」。
全ての視線が、言葉を語る生徒に注がれ、じっとその手話と表情に注目し、同時に発せられる声に聞き入ります。
中学生なんて、普段はやんちゃだったりあまり話さなかったりする年頃ですが、このときばかりは真剣そのもの。
何度も何度も練習を繰り返してきたのでしょう。
壇上で表現される手話の、なんと美しいことか。
会場の全ての大人たちが、その姿に感動をもらいます。
本当に、すばらしい式でした。


また、支援学校の高校生達は、3学年で生徒数が150人くらいいるので、会場は体育館
です。
こちらも、全校生徒が集っての式となります。
支援学校では、式の途中にじっとしていられなくなったりして、大きな声が出たり動き出したりする可能性があるので、見守るほうは少々ヒヤヒヤするんですよね。
ところが、何事も起こらず、大変静かに厳かに式を終えることが出来たのです。
後で校長先生から「実は練習の時には色々あったんですよ^^;」・・って伺いました。
つまり、みんな本番に強いってことなのかな。
誰一人途中退場することなく、本当に静かな式だったので、驚いてしまいました。

卒業証書授与や「別れの言葉」「送る言葉」などは、個人に合わせて行動・発言・表現できるように工夫されていて、しっかりしている子なんて、もう号泣してて・・思わずもらい泣きしてしまいそうでした。
高校を卒業したら、ほとんどの子が何らかの形で社会人となります。
企業就職、作業所や通所施設、職業訓練校など、進路は様々。
これからの人生の方が、うんと長い。親にとって、子育てはまだまだ続きます。
みんな元気で過ごして欲しい。


二つの式を通して、子供達が持っている可能性はまさに無限なんだと実感。
まだまだこれからだって、変わり続ける。
親は、それを信じてしっかり見守っていかなくてはいけないんですね。
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by pannie_angel | 2013-03-17 13:07 | 手話


子育ては山あり谷あり♪ハンディを持って生まれた長女と双子の妹達3人の天使に翻弄される、あわてんぼうママの徒然日記です。(天使のイラスト/ 素材サイト「ブルーグリーン」)


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